予備コースと本科コースについて(ポーランド/医学部)

スマホを画面割れの修理に出していて、投稿が遅れましたが、今回はポーランド医学部のコースについてです。(ポーランドと言っていますが、ブルガリアハンガリーチェコも同じシステムなので、東欧とご理解頂いてもいいかもしれません)

 

東欧医学部のコースは大きく分けて2つあります。

1、予備コース

これは医学部、歯学部、薬学部に進む前の準備期間として、大学が用意した入学試験対策のための特別コースです。全て授業は英語で行われ、10月~翌年の5月まで、生物と化学の基礎から大学入学後に授業で教わる範囲の『さわり』までを学びます(加えて現地語であるポーランド語の講習もあり)。

 

大体授業料は70-100万円といったところでしょうか。生活費は贅沢をしなければ月10万円あれば暮らせるので、150万円が全体の金額です。

 

予備コースには入学試験はなく、iELTS(6.0)の提出のみです(TOEFLも可)。

 

参考URL

https://sjo.wum.edu.pl/content/premed-college

 

2、本科コース

入学試験を受けて合格した人だけが進めるコースです。医学部、薬学部は6年制、歯学部は5年制となっています。卒業後は、ヨーロッパのほとんどの国で適用され、医療行為を行うことが許可されます。

あくまでヨーロッパで使える資格なので、日本に帰った後は日本の国家試験を受けなければならないのが現状です。

しかしながら、魅力的なのは、

その安さ!私大の医学部ですと、年間500-600万円はくだらないのが、日本の医学部入学へ足踏みしてしまう理由の一つですが、東欧ですと年間の授業料は200万円以下と日本と比べて約1/3の値段です。

 

また、合格の難易度も低いです。

日本ですと、センター試験+各大学の試験となり、センター以外では記述式の問題も出てきます。しかしながら、東欧は100問のマーカー形式!更に言えば4択です!!

全て問題は英語で書かれているし、理系3教科(生物、化学、物理)と広範囲です。しかし『4択と聞けば、何とかなるんじゃないか?』という気がしませんか??

 

ちなみに私は、今年5月8日に入学試験を受けて、現在合格通知を頂いています。

 

次回からは、私の実体験を含めながら合格へのプロセスをお話していきます。